ホームページが新規のお客様を連れてくる
【第5章】グーグル営業で売れる仕組みを強化!
3.ホームページが新規のお客様を連れてくる
私がホームページを使って集客できるのでは・・・と考え始めたのは、ITベンチャー、ガーラに在籍していた時です。
新商品の説明を、ホームページにアップしたところ、問い合わせが増え始めました。
パワーポイントで作成した簡単な資料ですが、検索エンジンでヒットするため、まったく接点のなかった新規のお客様を呼び込むことができたのです。
ホームページに情報をアップしておけば、興味のある人は検索してくれる。自動的に営業につながり、見込み客を引き寄せる効果がありそうだと感じました。
事前に情報収集したうえで、コンタクトがあったのですから、成約する確率が非常に商いのです。月数件程度でしたが、30~50%ぐらい購入につながるのには驚きました。
当時、ガーラは企業のWEBマーケティングをサポートする会社でしたが、ホームページを営業シールにするという発想はまだありませんでした。
業界にいる人間自体、WEBの特性がよくわかっていなかったのです。
しかも、ホームページ経由のお客様は、商談のベースができあがった状態で現われます。
会社紹介や商品説明をする必要がほとんどないのもラクでした。
引き合いの後に情報を注入する「見込み客フォロー」というステップを確立したのは、この経験も大きかったと思います。
ホームページなら365日、別時間態勢で稼働。いったんつくってしまえば、コストもかからず、営業マンが動く必要もない。
興味のあるお客様が向こうからn発的にやってくるという印象でしたから、非常に役に立つ集客シールだと思いました。
手応えを感じた私は、まず、お問い合わせフォームを設置。WEBから資料請求や見積もり請求ができる仕組みを整えました。
次に商品別のホームページを立ち上げ、より豊富な情報を提供するシステムを構築していきました。
WEB経由で問い合わせがあったお客様の情報はデータベースに組み入れます。
こうして充実したハウスリストに情報を流し、セミナー作戦の展開や顧客分析などに積極的に活用するようになりました。