営業マン個人のメルマガで「ファン化」を推進

【第5章】グーグル営業で売れる仕組みを強化!

5.営業マン個人のメルマガで「ファン化」を推進

ホームページの活用に目覚めた私が、次に仕掛けたのが、パーソナルメールマガジンです。
「工藤龍矢の自分通信」と名づけて、既存のお客様に月1~2回ぐらい、製品情報やホームページ更新のお知らせを送るようにしました。

それだけではあまりにも営業モードなので、個人的な情報(休日の過ごし方や趣味のことなど)を織り交ぜながら、気軽に読んでもらえる内容にしました。
これが意外と好評で、ご無沙汰しているお客様からメールが来たり、リピートの商談につながったり、営業的にも効果がありました。

営業マンのパーソナルメールマガジンは、既存客のフォローに役立ちます。

つまり、「売れる仕組み4ステップ」の最後、「ファン化」のために有効な手段です。
既存客のフォローは、新規開拓の10分の1ぐらいの手間ですみますし、確実な売上げにつながりますから、新規開拓の準備をする前に取り組むことをおすすめします。

既存客のリピート率が低い場合は、フォロー態勢に問題があるなど、顧客満足につながっていない部分があるはずです。
問題点を探り出して解決してから、新規開拓に乗り出してください。

なお、メールマガジンには必ず、お客様の問い合わせに答える「反応装置」をつけておきましょう。
連絡先の電話番号、メールァドレスはもちろん、問い合わせフォームに誘導するなど、コンタクトが取りやすい仕組みにしてください。

また、「最新情報をお知らせするPDFファイルをアップしました。こちらからダウンロードしてください」
「来月加日にセミナーを開催します。ご興味があれば、ご来場ください」などと、付け加えれば意外と反応があるものです。

私の経験からいえば、出張の予杵を入れるのも効果的でした。

「○月○Hから○日まで、福岡に出張します。九州方面の方は気軽にお声がけください」と1行入れておくだけで、反応が違います。
事前に連絡がもらえれば、セッティング済みの商談の合間に立ち寄るなど、スケジュールの調整もラクですし、ビジネスチャンスが広がります。

会社が発行するオフィシャルマガジンとの関係もあり、場合によっては上司に許可を取る必要があるかもしれませんが、営業マン個人でも気軽にできる取り組みとしてやってみる価値はあると思います。

 
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